現状は、競合激化による中古CDの一部新譜タイトル等の極端な高額買取とそれ以外のタイトルの廉売等による中古CD 相場の混乱が業界全体に悪影響、業界の縮小をもたらしていると危惧されます。
一時的な売上げや利益のみに囚われるのではなく、音楽を商う店舗として本来担うべき役割に信念を持って取り組んでいくべきではないでしょうか?
そのためには、競合店との競争等により混乱した売買価格ではなく作品一作毎の合理的な売買価格が必要であると考えます。
これまでの小売業の常識は 「二割の品目が全体の八割の売上げを構成する」 という 「パレートの法則」 によると思いますが、最近、所謂 「死に筋」 が図 @ のようにだらだら坂の様に 「長い尻尾」=「ロングテール」 となりこれを切り捨てるのではなく 「長い尻尾部分こそ有望市場」 であると言う考え=「ロングテール」 論が台頭しつつあります。
中古、特にタイトル数が圧倒的に膨大である中古 CD において、この理論は最も有効であると考えます。 また、図 A のようなグラフの横軸を 「売上げ順位」 ではなく、「時間」 ととらえる解釈、つまり一般的には 「流行遅れ」 となった商品でも一定の価値、さらにはそれこそが有望商品という新解釈も登場していますが、これこそが C-PRICE の根本理論です。
つまり重要なのは、今まで 「いいとこ」 と思ってこられた強力新譜や有名タイトルだけではなく、「クズ」 と思われてきたタイトルの中の有望なタイトルを如何に正当に評価し、決してこれを誤って不当に廉価で切り捨ててしまわずに合理的な価格で品揃えするかにあります。